自分が考える未来のロボット像

過去のブログの記事を読み返してみて、自分が考える未来のロボット像をまとめてみました。イメージを固めて、より具体的により広げてみたいと思います。

  • 生活の役に立つこと(探し物探査ロボット、グルメロボット、掃除ロボットなど)
  • インターネットに接続し、WEB上のアプリケーションを利用できること
  • オープンに技術を公開すること(LinuxやWEB2.0のように)
  • キャラクター性があること(ASIMOやQRIOのように存在が人に認知されること)
  • 外装がかわいらしいこと(ぬいぐるみなどのやわらかい外装)
  • 携帯電話の機能と合体すること(携帯を装着し、携帯の先端機能を応用できること)
  • 身振り手振りを使ったノンバーバルのユーザインターフェイスを持つこと
  • ロボットのプログラミングをアイコンで行うこと(LabViewなど)
  • 他の新技術との融合すること(電子ペーパーによる外装利用、ICタグの読み取り装置、再生医療や遺伝子工学によるバイオ材料の利用など)

鉄腕アトムやドラえもんというアニメのロボットとはまた違った方向ですが、AppleのiPodのように爆発的に普及する可能性をロボットは持っていると思います。ロボット技術とビジネスのバランスをうまくとって、役に立つロボットを開発したいものです。

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おつかいロボットプロジェクト

ロボワン委員会から、おつかいロボットのプロジェクトが発足し、大会も開催されるそうです。ロボワンとの大きな違いは、ネットワークを使った遠隔操縦が必要とされることです。ロボットに搭載されたカメラやマイクなどの情報を使って、自宅から店まで歩かせ、商品を選びます。おもしろい点では、値切りも行うべきだということで、音声コミュニケーションも推奨されていることです。普通の企業では、現状の技術やマーケット市場を考慮しないと取り組めませんが、一般のロボット大会であれば、売上、利益を考えず、チャレンジできます。頭で考えていても、実際にやってみないとわからないことが多いので非常に有意義だと思います。私が考える未来のロボット像にも合致するため、キャッチアップしたいと思います。

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ロボコンマガジン

オーム社から出版しているロボット専門雑誌がロボコンマガジンです。創刊されてから、10年くらい経ちます。AIBOが発売されたり、ロボワンが人気を博したり、低価格のロボットキットが広まったり、ロボットブームを支えてきました。単なる技術情報だけではなく、ロボット愛好家の熱い思いやこだわりのノウハウを記事にしたからだと思います。このロボコンマガジンをバイブルとして、若い技術者が育っていると思います。私が作ったロボットも4号の表紙を飾っています。もう、10年近い前の話なので、機会があれば、またロボコンマガジンに取り上げられるようなロボットを作ってみたいです。

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ドラえもんの秘密道具

ドラえもんは、22世紀からやってきて、のび太のピンチを助けるため、秘密道具を出してやります。魔法や超能力ではなく、未来の科学技術だということが非常に素晴らしいと思います。ドラえもんの誕生日は、2 112年9月3日で今から約100年後です。ロボカップの目標が2050年にロボットのチームがワールドカップの優勝チームに勝つことです。一般的に科学技術の発展は、50年で目覚ましく進歩します。今から、50年前の1958年からみれば、テレビ、パソコン、ゲーム、ケータイ、家電機器などは、夢の道具だったと思います。その倍の100年後であれば、ドラえもんの秘密道具の実現性も非常にリアリティがあると思います。タイムマシン、タケコプター、どこでもドアが三大人気秘密道具だそうです。全く同じ方法ではないかもしれませんが、100年後に個人向けの自家用飛行機やVR、テレイグジスタンスなどで実現しているかもしれません。現代の科学技術の延長線上にドラえもんの秘密道具があることに技術者となった今も夢があると感じます。

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自作ロボットにかかるコスト

今まで様々なロボット大会に参加して自作してきました。コストという面から、比較してみました。一番安いのは、ライントレーサーで一万円くらい。複雑な処理を行わないので一番小さいCPUボードやマブチモーターでも大丈夫です。次は、相撲ロボットの3万円です。金属加工もカナノコやハンドドリルを使うのが安く上げるポイントです。次にマイクロマウスで3から5万円。かなり複雑な動作をするロボットですが、モーターやセンサーなど部品点数が少ないため、思ったよりお金がかからないようです。次にロボワンで15万円から100万円以上。もっともお金がかかります。関節ごとにサーボモーターが必要です。サーボモーターは一つ5千円から一万円します。モーターを買うお金で他のロボットが3台くらいで作れます。またモーターは消耗品ですぐに壊れたり燃えたりします。二足歩行ロボットを個人で作る場合、熱意と相当な出費への覚悟が必要になります。社会人は、他の趣味を諦めて、ロボット資金を稼ぐために仕事を頑張らないといけません。

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マイクロクリッパー

マイクロクリッパーは、未知の迷路に配置されている空き缶をいくつひっくり返せるかを競う競技です。迷路は、マイクロマウスと同じで兄弟のような大会になっています。マイクロマウスがスピード競争になっているため、缶をつかみ、回転させるための機械機構のアイデアや技術が補完されたと考えていいでしょう。部品点数やサーボモーターが増えると制御が複雑になり、重心やモーメントが悪くなるので、いかにコンパクトにするかが重要です。私の友達は、つかむ機構を省略するため、スチール缶であることを利用して電磁石で缶をくっつけていました。ロボワンなどの競技と比べて、マイクロマウス系の競技は、細かい誤差の蓄積が命とりになります。そのため、制御をいかに正確に素早く行うかが重要になります。マイクロマウスを完走した人が、スピード競争に加わるか、マイクロクリッパーに挑戦するか選択するため、中上級者向けの大会だと思います。マイクロクリッパーの完走は、メカ、ソフト、電子回路の技術をバランスよく持ったエンジニアの証明だと思います。

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ヒューマノイド PINO

ロボカップのヒューマノイドリーグが開設されたとき、ポスターでシンボルとされていたのがPINOです。宇多田ヒカルのPVにも出演していたため、見たことのある人も多いと思います。大きく二つの功績として、ロボットデザインと廉価版のオープン開発プラットフォームがあります。大学の友達が開発プロジェクトメンバーでした。ロボットデザインは、かわいらしく、万人が好意的な印象を受けるよいデザインでした。二足歩行ロボットは、人に与える感情を考慮して、デザインを考えなければならないと明確に打ち出したところが素晴らしかったと思います。京商で販売されているマノイシリーズは、この流れを受け継いだものでしょう。ニューヨークのMOMAにも展示されていました。また、廉価版の開発プラットフォームとして、ラジコンサーボを組み合わせ、共通ブラケットを用意したところが先駆的でした。トルクの足りないモーターしかなかったため、十分な運動性能は持てなかったのですが、現在のラジコンサーボメーカーが販売しているロボットキットは、ほぼ同じ構成で作られています。LINUXのようにオープンプラットフォームとして、仕様を公開していた点もよかったと思います。このように功績のあるPINOを現在の性能のよいサーボモーターやカラーバリエーションを増やして低価格で復活したら、人気が出ると思います。

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Pino

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ケータイ国盗り合戦

ケータイ国盗り合戦がリニューアルオープンしました。(http://kntr.jp)これは、携帯の位置情報を利用したゲームサイトです。日本全国を600の地域に分け、実際にその場所に行って、国をゲットしていきます。離島などなかなか行きづらい地点もあるのですが、去年は全ての地域を制覇した天下統一者が10人以上もいました。鎧や武器を増やしていき、自分の分身キャラを成長させるアバター機能や友達を紹介して地域の思い出を共有するSNS機能などおもしろい凝った内容になっています。私も二年前に開発に関わっていたのですが、かなり進化しています。家に閉じこもったゲームではなくて、旅行に行ったり、友達と競いあったりするため、健康的でよいと思います。ちょうどGWなどのおでかけの際のお楽しみに加えてもらえるといいと思います。

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レスキューロボット

レスキューロボットという災害時に人命を救うロボットの開発が進められています。瓦礫の山や有毒ガスや火災、爆発など救助する側の人も非常に危険な状態にさらされるため、遠隔操縦できるロボットの重要性が高まっています。ロボットの形状は、不整地でも移動できるようにクローラータイプや蛇のように地を這うタイプなど様々です。レスキューロボットの発展のためにサッカーロボット大会ロボカップと同時開催でロボカップレスキューという世界大会もあり、世界中の研究者が切磋琢磨しています。先日、JR福知山線の脱線事故から一年経ち、生き残った人のその後についてTVで報道されていました。身体を瓦礫に挟まれ、ほとんど生きる希望を失っていたときに、絶対助けてやるという救助隊員の励ましによって、最後の最後のがんばりができたそうです。レスキュー活動は、生身の人間の必死の行動であり、ロボットがその手助けをどれくらいできるのか考えさせられました。レスキューロボットの研究者は、助けられる人の人生、家族の人生を左右する非常に重要なロボットであることを常に意識して取り組まなければならないと思いました。

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ホイストロボット

ホイストロボットというクモ型ロボットを私の大学では、一年生のときに授業で製作します。もう卒業してからかなり経っているのですが、伝統はまだまだ続いているそうです。ルールはうる覚えですが、ロボットが天井から吊された糸をたどって登っていき、天井についたら、落ちるというスピードを競う競技だったと思います。私は糸車を二つ組み合わせて、実現しました。片方は、予め天井までの長さの糸を巻いておき、もう片方の糸車は、反対方向にモーターで天井からの糸を巻き取ります。天井までロボットが登りきると、計測用の糸車の糸はすっかり巻き取られてしまい、フリーになります。実は計測用の糸によって、モーターの回転を糸車に伝えていたため、フリーになるとロボットは重力ですとんと地面に落ちます。私は、このアイデアで無事に合格しました。仲のよかった友達は、もともと技術に強かったため、超音波センサーで距離を測り、リレーでモーターの回転方向を切り替えるという高度なロボットを作っていました。同じお題目で全く違うロボットを考える人間の創造力をとても興味深く感じたことを思い出しました。

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