ホイストロボット
ホイストロボットというクモ型ロボットを私の大学では、一年生のときに授業で製作します。もう卒業してからかなり経っているのですが、伝統はまだまだ続いているそうです。ルールはうる覚えですが、ロボットが天井から吊された糸をたどって登っていき、天井についたら、落ちるというスピードを競う競技だったと思います。私は糸車を二つ組み合わせて、実現しました。片方は、予め天井までの長さの糸を巻いておき、もう片方の糸車は、反対方向にモーターで天井からの糸を巻き取ります。天井までロボットが登りきると、計測用の糸車の糸はすっかり巻き取られてしまい、フリーになります。実は計測用の糸によって、モーターの回転を糸車に伝えていたため、フリーになるとロボットは重力ですとんと地面に落ちます。私は、このアイデアで無事に合格しました。仲のよかった友達は、もともと技術に強かったため、超音波センサーで距離を測り、リレーでモーターの回転方向を切り替えるという高度なロボットを作っていました。同じお題目で全く違うロボットを考える人間の創造力をとても興味深く感じたことを思い出しました。
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ロボコン博士のもの作り遊論 著者:森 政弘 |
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