カテゴリー「漫画とアニメ」の記事

ドラえもんの秘密道具

ドラえもんは、22世紀からやってきて、のび太のピンチを助けるため、秘密道具を出してやります。魔法や超能力ではなく、未来の科学技術だということが非常に素晴らしいと思います。ドラえもんの誕生日は、2 112年9月3日で今から約100年後です。ロボカップの目標が2050年にロボットのチームがワールドカップの優勝チームに勝つことです。一般的に科学技術の発展は、50年で目覚ましく進歩します。今から、50年前の1958年からみれば、テレビ、パソコン、ゲーム、ケータイ、家電機器などは、夢の道具だったと思います。その倍の100年後であれば、ドラえもんの秘密道具の実現性も非常にリアリティがあると思います。タイムマシン、タケコプター、どこでもドアが三大人気秘密道具だそうです。全く同じ方法ではないかもしれませんが、100年後に個人向けの自家用飛行機やVR、テレイグジスタンスなどで実現しているかもしれません。現代の科学技術の延長線上にドラえもんの秘密道具があることに技術者となった今も夢があると感じます。

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鉄腕アトムの誕生日 手塚治虫と高田馬場

今日は、高田馬場に行く機会がありました。駅の発車ベルが鉄腕アトムのテーマで、馬場の駅を降りると壁画に手塚治虫先生の登場人物が描きだされています。Photo アトムは、2003年4月7日にここ高田馬場で天馬博士の手によって生まれた設定だそうです。また、手塚先生の事務所、虫プロダクションも馬場にあります。アトムの生誕の年から、丸5年が経ちました。まだまだアトムの実現には、現実のロボットは及びませんが、少しづつでも近づけていければと思います。手塚先生は、ロビタなど火の鳥で描かれる未来世界でロボットを取り上げています。サイボーグやロボットの意識、ロボットと人間の社会のあり方など単なる夢物語ではなく、現実世界の延長線上として、善と悪、明と暗を表現しています。日本は、手塚治虫という偉大な漫画家によって、様々なロボット社会の未来シミュレーションを子供のころから行っているのです。この特徴を生かして、日本のロボット技術者が、本当のアトムを開発する日は、近いと確信します。

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浦沢直樹の府中講演その2

浦沢直樹さんの府中での講演でおもしろいエピソードを聴きました。今度映画化されるコミック「20世紀少年」の冒頭で、主人公のケンヂが、昼休みの校内放送でTレックスの20th Century Boysのレコードを流します。この逸話は、浦沢さんが実際に実行したことのようです。浦沢さんが府中の第4中学校に通っていたそうで、普段クラシックなどおとなしい音楽を流している校内放送で、放送部に頼み込んで、レコードを持ち込んだそうです。話題騒然になるとわくわくしていたそうですが、激しいロックが流れても、校内の中学生は、コミックのエピソードと同じように全く普段と変わらなかったそうです。けれども、おもしろい話が後からわかったそうです。浦沢さんの一つ上の学年にミュージシャンの小室哲也さんがいたそうで、洋楽好きのともだちがいたそうです。小室さんがそのともだちと一緒の帰り道に、「この第4中学校でTレックスを解するのは我々だけだよね。」、「あれ、今日昼休みに流れてなかったけ?」という会話があったそうです。小室さんと浦沢さんが最近対談したときに「あの時にTレックスは、浦沢くんだよね??!」と言われたそうです。勇気をだして行動した結果は、意外のところでつながっていたり、発見があるように思います。そこに現実世界のおもしろさがあり、行動した人間のみが知る奥深さがあるのだと思います。

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浦沢直樹の府中講演

漫画家の浦沢直樹さんの府中市立中央図書館での講演を聴いてきました。浦沢さんは、20世紀少年やMONSTERなどの人気作を次々と生み出し、数々の賞を受賞しています。最近では、PLUTOという手塚治虫先生の鉄腕アトムの「史上最大のロボット」をリメイクし、話題をよんでいます。

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浦沢さんは、もともと府中市に20代の半ばぐらいまで住んでおり、府中での少年時代、青春時代の思い出が彼の作品に大きな影響を与えているそうです。現在、私が住む分倍河原駅周辺に浦沢さんの家があったそうです。20世紀少年で主人公ケンヂの少年時代の様々なエピソードが展開されますが、それの大部分が彼の実体験にもとづくものだそうです。原っぱの秘密基地、大阪万博に行けなかったこと、多摩川沿いのため池の巨大ライ魚伝説などなど原作ファンがきくとなるほどと思い当たる話をたくさん聴けました。

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浦沢さんが人生で衝撃を受けたことが中学生時代に2つあり、それが彼の今後の人生の原動力になっているそうです。一つは、ボブディランの音楽に出会い、彼がロックの音楽活動の原点であることと二つは、手塚治虫の火の鳥(未来編)を読み、我を忘れて、読みふけり、気づくと夕方になるように呆然と感動した経験だそうです。また、彼は、小学校に行く前から漫画を描き続けていたそうで、理想的な漫画を描くために非常に厳しい視線で自分の作品を批評していたそうです。浦沢氏は、現在描いている漫画は、この子供のころの自分がいまだに「こんな漫画ではだめだ」と批判し続けているおかげで、正しい方向で漫画家を続けれているのだと語っています。子供のころに衝撃を受けて、夢となったことを正しく向き合い、取り組みことが、成功の秘訣のように思いました。また、描きたいことに対する衝動を非常に大事にしているそうで、毎回のエピソードも自分がそのときに描きたい旬のことを取り上げているそうです。20世紀少年も前の連載が終了した打ち上げの日で風呂の中でふと、冒頭の国連での9人の英雄が紹介されるシーンが思いつき、なぜか20世紀少年のタイトルが思いついたそうです。創造的な活動を続ける上でこの「理由なき衝動」を保つことが、高いレベルの作品を生み出す源泉だと感じました。

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パトレイバーと現実世界の比較

起動警察パトレイバーという近未来ロボットアニメが1990年代に人気を博していました。アニメのテロップで、この物語はフィクションであるが、10年後であれば定かではない、とありました。主人公の機体の98式が開発された設定時期からちょうど10年たちました。このパトレイバーの世界と現実世界を比較してみたいと思います。
まず、パトレイバーの世界でロボット=レイバーが開発された目的ですが、地球温暖化にあります。温暖化による水位上昇対策として、東京湾の埋め立てプロジェクトが進められます。そこで必要となった汎用の人型土木工作機械がレイバーです。そして、レイバーを使った犯罪やトラブルを取りしまるために警察で用意されたのが、主人公機体の98式です。
現実の世界では、温暖化より少子高齢化が将来的な大きな目的になっています。日本では、若者が減り、老人が増える人口構造は不可避であり、介護医療の人手不足の対策として、ロボットが研究開発されています。介護作業をロボット化することは非常に困難で、世間一般の期待と開発サイドの認識で大きなギャップがあります。ロボット業界は、現状の技術レベルで実現できる範囲でエンターテイメント分野で応用できないか試行錯誤しているところです。
パトレイバーの世界と比較し、現実世界の方向性は異なりますが、ニ足歩行ロボットが家庭に販売されるなど10年で大分進歩したと思います。

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鉄腕アトムの7つの力

鉄腕アトムの7つの力を現在のロボットの現状と比較してみました。

ASTROBOY 鉄腕アトム
©Tezuka Productions/SPEJ
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1. ジェット噴射で空を飛ぶ(現状:×)
 実際に空を飛ぶロボット自体が難しい状況です。ヘリコプター型なら、なんとか実現できそうですが、ジェット噴射は、当分先です。

2. 60ヵ国語を自由に話す(現状:×)
 多言語翻訳は、研究では進んでいる方ですが、まだ実用段階にはなっていません。早く実現してほしいと思います。

3. 人間の善悪を判断できる(現状:×)
 人間でも実現できなさそうな能力です。善悪の判断は、非常にあいまいな基準でもありますので、実現の可能性は低そうです。

4. 聴力が1000倍(現状:△)
 人間より、幅広い周波数の音を拾うことができるため、三角にしました。しかし、その音の中で、実際に有用な情報を拾い出すことでは、まだまだ初期の研究段階です。

5. 眼がサーチライトになる(現状:△)
 赤外線など可視光以外の光も判断できるため、実現性が高そうです。画像処理技術の進歩が望まれます。

6. お尻からマシンガンを発射する。(現状:△)
 残念ながら、マシンガンの機構をロボットに内蔵することが一番実現性が高そうです。いかにコンパクト化することが課題になるでしょう。怖い設定だったんですね。

7. 10万馬力(現状:×)
 7つの力で最も有名な能力ですが、一番実現する可能性が低いです。バッテリの持ちなど、ロボットが維持できるエネルギー問題は、最後まで残る課題だと思います。

戦後間もないころにこの7つの力を設定した手塚治虫の先見性は、すごいと思います。これから、技術者がいかに鉄腕アトムを目標としてロボットを進歩できるかが楽しみです。

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