カテゴリー「思い出のロボット」の記事

ヒューマノイド PINO

ロボカップのヒューマノイドリーグが開設されたとき、ポスターでシンボルとされていたのがPINOです。宇多田ヒカルのPVにも出演していたため、見たことのある人も多いと思います。大きく二つの功績として、ロボットデザインと廉価版のオープン開発プラットフォームがあります。大学の友達が開発プロジェクトメンバーでした。ロボットデザインは、かわいらしく、万人が好意的な印象を受けるよいデザインでした。二足歩行ロボットは、人に与える感情を考慮して、デザインを考えなければならないと明確に打ち出したところが素晴らしかったと思います。京商で販売されているマノイシリーズは、この流れを受け継いだものでしょう。ニューヨークのMOMAにも展示されていました。また、廉価版の開発プラットフォームとして、ラジコンサーボを組み合わせ、共通ブラケットを用意したところが先駆的でした。トルクの足りないモーターしかなかったため、十分な運動性能は持てなかったのですが、現在のラジコンサーボメーカーが販売しているロボットキットは、ほぼ同じ構成で作られています。LINUXのようにオープンプラットフォームとして、仕様を公開していた点もよかったと思います。このように功績のあるPINOを現在の性能のよいサーボモーターやカラーバリエーションを増やして低価格で復活したら、人気が出ると思います。

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Pino

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AIBO開発の功績

SONYでちょうどAIBOのプロトタイプを開発している時期に私は、北野宏明氏の元SONY CSLでROBOCUP用のロボットを開発していました。前年にHONDAがP2を発表しており、まさにロボットブーム前夜でした。大学の先輩がAIBOの開発に携わっており、手足がUSBで接続しることやリアルタイムOSとしてアペリオスを採用していることなど開発の裏話を聞き、わくわくしたことを覚えています。その一年後にAIBOの製品版が世界発のエンターテイメントロボットとして、発売され、あっという間に売切れました。かなり高額の賞品だったのですが、買った人達は、ロボットへの夢にお金を払ったのだと思います。しかし、その後AIBO事業は、伸び悩んでいきます。初期の犬型の次に子ライオンやクマ型が発売されたのですが、頭が変わっただけで、手足や胴体の進歩はありませんでした。もっと走るなど運動性能で劇的に性能アップすることが必要だったのだと思います。SONYの手慣れたマーケティング手法がAIBOを普通の電化製品と変わらないように してしまったように思います。AIBOは2006年に販売終了になりました。私が最初に感じたわくわく感や夢を提供し続けられなかったのが原因だと思います。AIBOを見て育った新世代の技術者が、次のロボットのブレイクスルーを生み出すことで、AIBOの本当の功績がわかるのだと思います。

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Aibo

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オムニボットシリーズとキクゾー

アイソボットは、二十年前に発売されたオムニボットシリーズの最新型という位置付けのようです。オムニボットは、カセットレコーダを内蔵し、前進、後進、回転などのコマンドや音声を記憶したり、ラジオコントローラで操縦したりすることができます。当時として、先進的かつ画期的で、ロボットが家庭に進出したとして、話題になったそうです。見ためもスターウォーズのR2D2に似ていて、親しみやすいよいデザインだと思います。私は、子供のころ初代オムニボットで遊んだ記憶があったのですが、少し勘違いをしていました。オムニボットの一つ前のプロトタイプとして、キクゾーという製品でした。オムニボットと違いカセットはないのですが、音声認識ICを搭載しており、声でコマンドを実行できました。親の勤めていた会社のキャンペーン賞品として扱われており、親が一台もらってきたのでした。今思えば、私のロボット好きの原点だったように思います。

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